会社がゆっくり倒れていく
入社して10年以上。会社がゆっくりと倒れていく。
この会社にいてある程度恩もあるが、ここ数年の会社の様子を見ているとどうしてもこの会社が長く存続するとは思えず、このブログに状況や思いを書いてみようということで。
身バレが怖いので詳細部分は少し変えるかも知れませんが、本当にあったことや状況を書きます。
会社
150人くらいのIT系の会社。創業ウン10年。創業者がまだそのまま社長。
営業は勿論いるが、開発もやる。
うん。これくらいの情報なら会社特定されないだろう。
自分
30代(後半)。非管理職(非出世コース)。
既婚子持ち。入社して10年以上。
転職経験なし。持ち家なし。
年収は額面で650万円くらい。
うん。これなら個人特定されないだろう。多分。。
で、ですね。人がね。辞めていくんですよ。新卒で毎年何人か採用するんですが、半分以上が2年〜3年で辞めていく。
いままでなんとかやってきた事業だが、じょじょに利益が減ってきた様子。
利益率が低くなっていることについて社長は焦っているみたいだが、それを打開するだけの画期的な案はなく、会社としての大幅な方針転換を図ることが必要かどうか決めきれていないかも。
扱っているソフトは自社製が主なので利益率は高い。しかし、業界におけるそのソフトウェアのシェアは徐々に低くなっており、会社が拡大していく様子もない。
こうなると、会社の未来に希望が持てない人は辞めていきます。
特に会社として痛かったのはキーマンとなる人が何人も辞めてしまったことです。
いずれも営業の部長職で、会社の将来を担うような方でした。
しかし、一人は別会社に、もう一人は独立して会社を去ってしまいました。
このようにして会社はゆっくり倒れていくのだなぁと感じています。
勿論私はキーマンでもなんでもなく、また、他の会社に転職する勇気もなかったので、そのまま会社に残り続けています。
ここ最近、M&Aについてニュースで取り上げられることが多いと思います。
後継者のいない高齢の経営者(創業者)が、自分の会社を他の会社に売るというやつです。
我が社もそんな時期にきているのかも知れません。
そして、売却された際にはリストラとか給料削減とかそんな未来が待っているのも知れません。。
では。